チャングムとジャマーバンド2005/07/31 13:36

前夜は久方ぶりの午前様と相成り、そして久方ぶりの爆睡を貪った。はふぅ、、…ってなワケで昼近くになり漸く起床した。すでに窓の外、うだるような蒸し暑さの中を蜩(ヒグラシ)の鳴き声が通奏低音としてそれはそれは十二分に機能していた。とりあえず軽くシャワーを浴びたのち、かねてよりHDDレコーダーに録り貯めていた「チャングムの誓い」の一挙再放送分のラスト第28話まで一気に観終えることが出来た。これはかなり面白い展開になっておるよーで、今週木曜日の第41話に目が離せないのら。。なにはともあれ、この番組を我が輩に教えてくれた、世田谷の某写真家宅には足を向けて寝られないよーな気がしてきたから不思議不思議。。

さてと、、コロっと話しと日付が変わり昨日30日夜、東京は杉並区高円寺にある老舗ライブハウス「次郎吉」までWebリンク&MIXI仲間「あにき」が参加しているバンド「ジャマーバンド」のライブを観に行った。かねてより機会があれば、あにきさんとはお会いしたいと思っていたし、なによりも彼の参加しているバンドを是非生で観たいと思っていたのではあるが…なにぶん埼玉からはかなり遠方、和歌山市を拠点に活動しているバンドゆえ、彼のサイトで時折アップされるライブ情報を指をくわえながらROMっているばかりであった。ところが…突然このたびの東京ライブの知らせを受け、文字どおり背に腹も代えられぬ気になったのはいうまでもない。それも今回は、あの伝説のブルースシンガー「入道」とのジョイントによるライブとの事だ。わおっ!!だが恥ずかしながら「入道」も「ジャマーバンド」も初体験、いったいどのようなライブになるのか、まったく見当もつかなかった。だがしかし…結果は想像以上の素晴らしいライブだった。初めての東京公演にもかかわらず、とても熱心かつ好意的なリスナーが大勢駆けつけ、キャパ大凡50人弱の次郎吉はそれはそれは押すな押すなの大盛況であった。。さすがは長年地元で地道に活動してきているだけあって、バンドのサウンドも凄いまとまっていたし、なによりもあにきさんのギターがグイグイとバンドを引っ張っておられているよーな印象を受けた。黒いピックガードのついた真っ白なストラトが気持ち良く鳴っていた。彼のプレイは繊細さ、力強さ、音色からタッチ、どれをとっても、私にとってまさに痒いところに手が届くようなギターだった。なによりも歌バンのギタリストとして必要なものはすべて持ち合わせていた…というよりも、自分が理想としているタイプのギタリストであった。さしあたり会場で売られていた、彼らのCDも即ゲットした。2002年のライブ盤なのだが、バンドの方もどんどん進化しておられるようで、ハッキリ言わせて貰えれば昨晩の演奏に比べたら日光の手前だった。。なにはともあれ、次回は是非バンド単独でのライブを期待しているけふこのごろのわたし。。…相変わらず蜩さんも絶好調のよーだ。。