Lazy Afternoon2005/08/04 21:46

七赤大安の木曜日。どうやら我が輩の住む関東地方は、相も変わらず緩やかな高気圧とやらにジリジリ支配されておるようで、本日も凄まじいまでの猛暑に見舞われたのであった。。はふぅ…暑いの暑くないのって云ったら…「そら暑いに決まっておるやろが!」と、ついつい感情的になりそうな8月最初の木曜日。、、だが…悲しきかな、我が輩が師事しておるところの関西弁指導者達(八尾市&宝塚市在住の御婦人連合)は皆、揃いも揃って病に伏しておるらしく、誰も正確な文法を指摘してくれぬゆえ、、もうこの期に及び自分でもナニがナニやらってな案配ってなけふこのごろ。。ま、つまり今日も暑かったんや。。はふぅ。。

さてさて、、何故か知らねど、朝も早よから子供達が起き出し、矢鱈慌ただしくバタバタと家中を駆けずり回っていた。。そして気がつけば…彼ら、そして彼らの母親を乗せて、お台場辺りまで送ってあげるという…それはそれは見上げた父親だった。。ちなみに彼の地では、毎年この時期「お台場冒険王」なる某○○テレビのイベントが催されており、あろうことか…彼らは此処数年来、皆勤賞的冒険王なのである。なにがそこまで彼らを熱くさせるのか些か理解に苦しむのではあるが、、ま、致し方の無い事実なのである。。はふぅ。。

ただいまのBGM:McGuiness Flint / McGuiness Flint (1971)
その昔、まだ洋楽とあまり縁のなかった時代「続・荒野の用心棒」といふ矢鱈エキサイティングなマカロニ・ウェスタンがあった。あのフランコ・ネロ演じるところの「ジャンゴ」が、降りしきる雨の中、棺桶を引き摺りながら登場するシーンが矢鱈印象的だったのであるが、本日、お台場の殺風景な風景を目の当たりにして、何故か知らねど…件の映画を思い出した次第なのである。そして…ナンの因果か知らないが、その棺桶絡みで今宵紹介するアルバムのジャケットを思い出した次第なのである(なんやねん。そのパターンは?)。なんだか…勝手な思い入れに基づく戯言で字数が残り少なくなってきちまったのだが(笑)、もうこの際酔った勢いで好き勝手なこといっておこう。ザ・バンドがジョン.ウェインだとするならば、さしずめマッギネス・フリントはフランコ・ネロなのではないかと(おいおいほんまかよ…)。おそらく当時のトレンドだったのでしょうが、所謂(アメリカ的な)「大らかな土のにおい」を追求したバンドは、クラプトン、デイブ・メイスンは云うに及ばす、アーニー・グレアム、アンドウェラ、ヘルプユアセルフにグリースバンド等々…他にもまだまだ我が輩がまだ知らぬ星の数程のバンド、そしてシンガーがおったのではないでせうか。。そーいえば一時「なんだか埃っぽくてスタイリッシュじゃない!」とジョン・フォード作品を毛嫌いして、その反動(ってなワケでもないのですが)矢鱈バイオレンスで、さらには美女が裸になる確率の高い(?)伊太利亜産西部劇に傾倒した中高時代でひた。さて…ただいま聴いているマッギネス・フリントのファースト、かよふな次第でとりあえず我が輩にとっての「お台場冒険王」みたいなアルバムなのかもしれない。フランコ・ネロ!早く寝ろ!(なんちって…)