ピーナッツ缶、もしくは紅い眼鏡2005/06/15 21:35

6月3度目の水曜日。朝も早よからポツリポツリと降り出した雨は、昼前後には手の付けようのない本降りになった。アンニュイな雨のウェンズデイなのら。。だがしかし…どーにか午後のティータイムあたりになり漸く止んだ。まるで私の○○○○を彷彿とさせた。注:○内には適当な語句を挿入くだされ。

さて、なにはともあれ雨の五十日(ごとおび)にもかかわらず、恙無くひと仕事を終えるやいなや、近所のレンタルビデオ屋さんに駆け込んだ。ちなみにその店は毎月5が付く日(5、15、25日)には全タイトルを、な、なんと199円で貸出ししてくれるのである。久方ぶりの早上がり、ルンルン気分の中年親父だった。。

ちなみに本日借りたのは以下のとおり。

●ターミナル ●スィング・ガールズ ●ミスティック・リバー ●木更津キャッツアイ 日本シリーズ

とりあえず今夜は「ターミナル」を鑑賞した。うーーむ…、、作品の出だしあたりから大変期待させられたのであるが、、個人的には日光の手前あたりだった。あ、この表現、関東近辺以外の方にはピンと来ないかもしれませんね。栃木県日光市の手前に位置するのが今市市(いまいちし)なのです。そう…イマイチでした。。

なんていうか…ラストへの持っていき方が、、なんだかなぁーってな感じです。劇中幾度となく出てくる「ピーナッツ缶」がラストで重要な意味をもつのですが…そこまで至る伏線の張り方とうがチト弱いよーな気がしました。とりあえずトム・ハンクスの達者な演技と、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの美麗ぶり(実年齢より10歳は若作りしておった)で楽しませてもらいました。そうそう「ピーナッツ缶」から連想したのが、あの押井守監督の実写映画「紅い眼鏡」(1987年)でした。全編ナンセンスなスラップスティックってな展開の連続で、些か辟易しかかったときのラスト…トランク一杯に詰め込まれた「紅い眼鏡」に嘆息したもんでした。。はふぅ。。